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本がなかったらどうしていただろう
幼馴染の子どもが交通事故で亡くなったという知らせを受けてから、心が沈んだまま、何をどうすればいいのか分からなく…
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好みは記憶の肖像画
ふと、「好み」って不思議だなと思う。人それぞれ、惹かれるものが違う。外見、声、話し方、ふるまい——何に心が動く…
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ジェンダーバイアス、それから達成感という錯覚
預かっていた小2の女の子を無事に引き渡すことができた。今日は早起きだったから、1人になったら昼寝をしようと思っ…
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断る理由がなかったから
頻繁に連絡を取るわけではない同僚からLINEがきた。開く前に厄介な内容かもしれないと嫌な予感がした。 境遇が似…
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見えない世界がそこにあると思うこと
困ったとき、偶然手に取った本に求めていた答えが書いてあった。そんな経験が何度かある。それはただの偶然だったのか…
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気軽に話せる相手
私はなぜ、自分に起こった出来事を誰かに伝えたくなるのか。話しても話さなくてもその出来事の本質は変わらないのに、…
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今の自分に慣れるのに時間がかかる
身長が伸びなくなり、今の大きさになったのは中学3年生のころだったろうか。体重の増減(最近は増加の一方であるのが…
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親になり親であり続けるということ
最初の子が生まれて20年になろうとしている。子どもを産んだことで、私は必然的に親になったわけだけど、親という振…
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ここぞというときに書き間違える
字にコンプレックスがある。性格がせっかちであるから、ゆっくり書くのが苦手だということもある。文字なんて、単純な…
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忘れていた恋がそこにあった
少女漫画にハマっていた時期がある。 あれは小学生か中学生の頃だった。周りの女の子たちもみんな読んでいたマンガが…