オオバコ


遠足や校庭で遊んでいるとき、足元に生えている草で遊びに使った草は色々あるけれど、友だちと遊ぶのに重宝したのは「オオバコ」だ。

オオバコの葉は地面に平行になるように生え、5月ころから花穂を見ることができる。その葉や花穂で遊んだ。大雑把に言うと綱引き遊びをしていたが、葉と花穂では遊び方が微妙に違う。

葉は、一枚を縦にして両端を一人ずつ持つ。そして、引っ張り合う。すると引っ張り合った力によって葉がちぎれるのだが、その際、葉の中から糸のようなものが飛び出すのである。自分の持った切れ端から、何本その糸のようなものが出ているかを確認し、多い方が勝ちとなる。葉には先端と付け根があり、どちら側を持つのかはじゃんけんで決めていた。

先端と付け根のどちらが多く糸が出るのかは、その時々で違いはあるが、だいたい根元の方が勝つことが多かった。

花穂は一人一本を選び、それを十字にクロスさせ引っ張り合う。オオバコの花穂は丈夫だから、けっこう真剣に力をこめないといけない。力尽きた花穂がちぎれたら負け。ちぎれなかった方が勝ちとなる。

これは、どんな花穂を選ぶかが重要で、しなやかで強い一本を選ばなければ負けてしまう。

オオバコは結構どこにでも生えていたが、今はあんまり花穂を見なくなった。我が家の庭にもオオバコは生えるが、根が深くなると厄介な雑草でもあるので、小さいうちに抜いてしまうことが多いのだ。それでも、立派な大きさに成長した葉や花穂をみると、かつて遊んだ思い出がよみがえり、1人綱引きに興じてしまう。

そんなオオバコとちょっと違った関わり方を最近はしている。どんなかかわり方かというと「摂取」しているのだ。

いい大人になってから「腸活」を意識しはじめた。いろいろ試していた中で「サイリウム」が腸活によいと目にすることがあった。聞いたことがない名前だと思っていたら、オオバコの一種だという。オオバコの中でサイリウムと呼ばれるのはインドオオバコとエダウチオオバコらしい。それが、粉末で売られていた。

摂取方法はいろいろあるが、手軽で美味しいのでザクロジュース100mlくらい+オリゴ糖大匙3+ココア大匙1に大匙1ほどのサイリウムの粉末を入れ、すぐにとろみがつくまでグルグルと混ぜる。そこにバナナを+して食べている。びっくりするほどお腹が膨れるので、たくさんは食べられない。間食はこれだけで十分だ。食事の直前に食べてしまうと、食事が入らなくなるので、気を付ける必要があるほどである。

そして、これを食べ始めてから、驚くほど出るようになった。もともと便秘ではないのだが、年齢を重ねなんだかすっきりしない日が増えてきていた。全部出しきれてない感じがして、すっきりしないことがあったが、驚くほどすっきりする。切れもいい。その上、全く臭わない。これは本当に驚いた。今まで試してきた腸活のなかで、ダントツに効果があった。自分の体質に合っていたのかもしれない。

基本的には毎日サイリウムを摂取しているが、食べない日があっても快調は続く。かなりおススメだ。

まさか、どこにでもあって遊びにつかっていた草に、これほど助けられる日がこようとは。オオバコ、すごいな。