毎日朝はバタバタする。
どうしてこんなに忙しいのか疑問にも思えないくらい慌ただしく時間が過ぎていく。毎日、予定している時間にきちんと起き家事をこなしていっても、出かける時間はけっこうギリギリだ。
そんな朝だから、ゆっくり食事をとる暇はない。今日の朝ごはんを何にしようか、なんて考えるゆとりはもちろんない。
平日はご飯、味噌汁、卵料理に果物。休日は何かしらパン。
そんな朝ごはんが、この何年かは定着している。
でも、実は最近、家族のうちで私だけは、朝ごはんを食べていない。正確にいうと、固形物を朝は取り入れないようにしている。朝は、味噌汁(具なし)とブラックのホットコーヒー以外は取らないようにして2か月ほど経った。
腸活の一つなのだが、胃腸を休める時間を長めにとるようにするためだ。
胃腸が弱い自覚が長いことあって、特に最近は朝ごはんを食べるとものすごくだるくなることに気付いていた。あまりにもダルくなるので、なんとかならないものかと思っていたこともあって、朝ごはんを食べることをやめたのだ。
でも、朝ごはんの大切さも理解しているから、長いこと朝ごはんを食べることを欠かしたことはなかったし、家族の朝ごはんはいまも毎日準備している。
調子は、今のところいい。自分には合っているのかもしれない。昼食後や夕食後に腹痛が起こることもよくあったのだが、それもなくなった。
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いろんな文筆家の朝ごはんが覗ける本。
豪華な朝ごはんも、シンプルな朝ごはんも、どれもこれも美味しそうだ。
でも、一番の衝撃は立原正明の「蝮と朝食」だ。
ちょっと、これは衝撃です。昭和の時代って、なんでもありなんですか?確かにそんな一面もあった気がするけれど、私の生きた昭和はそこまでではなかった気がする。ぜひ読んで、その衝撃を体験してほしい。