美しい光沢をもつアシナガバエ


庭のムシ⑦

うちの庭ではあまり見かけませんが、見かけたときは見入ってしまうほどの美しい光沢をもつ「アシナガバエ」。5ミリほどの大きさで、メタリックグリーンの体が目を引きます。

見かけるときは単体で何かにとまりじっとしているときだけです。飛んでいては、気づくことのできない大きさであるため、出会う機会も少ないのでしょう。

「アシナガバエ」と名前がついていますが、「アブ」に近い生き物。

日本には100種類が記録されているそうですが、未記録のものを合わせると500種類ほどいると言われています。日本の「アシナガバエ」の研究はあまり進んでいないよう。何を食べ、どのように生活しているのでしょうか。

ちなみに、世界には7000種いるらしい。

「アシナガバエ」と言いましたが、これはハエ目アシナガバエ科に属する昆虫の総称で、庭にいたこのきれいな個体がなんと呼ばれているのかは不明です。

呼び名、あるのでしょうか。ないのかもしれません。

写真では分かりにくいのですが、体に比べると本当に足が長い。

なんのための長さなのか。不思議です。