庭のムシ㊾

大葉が茂る季節になると、バッタの幼体をたくさん見かけます。それを狙ってか、あるいは他の虫を狙ってか、子カマキリに出会う機会も増えてきます。
成体は力強くて近寄りがたいですが、子カマキリはカマキリの形をしているとはいえ、容易に掌に載せても大丈夫な安心感があります。小指の先くらいお大きさで、じっとこちらの様子をうかがっているようでした。
今回出会った幼体は、腹の部分が大きいので、ハラビロカマキリの幼体でしょう。
こんなに小さいのに、きちんとカマキリの形をしていて一人立ちしている姿にほれぼれしてしまいます。子カマキリに比べるとカマキリの成体に出会う機会は少ないので、大人になるのは大変な道のりなのでしょうね。
クモやトカゲやカナヘビなど、庭で見かける肉食の生き物はたくさんいます。今年は何匹成体と会えるでしょうか。
