庭のムシ⑥

夏になるとオンブバッタによく出会います。
葉のあるところなら、結構どこにでもいる。
でも、我が家の庭で出会うのは、大葉の上が圧倒的に多いです。大葉にいるのは、小さい緑色型のオンブバッタです。
大きさから考えるに、生まれてすぐのオンブバッタではなかろうかと思います。このころ見かけるオンブバッタは「おんぶ(オスがメスの上に乗っている)」の状態ではなく、一匹でいることが多い。
オスよりもメスのほうが大きいオンブバッタ。
あれって、生まれた時から大きさが違うのかな。
オンブバッタを見かけるころになると、大葉にかじられた跡がたくさんできます。きれいな状態の大葉を探すのが難しいくらいです。
オンブバッタは大葉が好きなのでしょうね。
大葉と色合いが似ているので、たくさんいても、注意してみていないとあまり発見できないオンブバッタ。
じっとしていると見つけにくいので、オンブバッタがいそうなところをザザッと揺らしてみると発見できます。
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飛ぶのがあまり得意ではないようなので、捕まえるのも容易です。
捕まえてもあまりジタバタしない。
ムシが苦手な人でも、オンブバッタなら触れるのではないでしょうか。
やっぱり無理かな。
ただ、捕まえるより観察する方が楽しいかも。

葉っぱの上でじっとしているオンブバッタは、置物のようでかわいらしい。
緑色ですが、緑に映えます。
踏ん張った足先が何とも言えない角度です。
他のバッタと違い、触覚がピンと前を向いているのも目を引きます。

全部の足が細く短い。
足が細く短いから、あんまり飛ぶのが得意じゃないのでしょうね。