アブ


庭のムシ⑤

子どものころからその存在を知ってはいる「アブ」

でも、まさしくこれが「アブ」だとじっくり見たことはなく、出会ったときはしつこく周りを飛び回り、時として刺すものが「アブ」だと漠然と思ってきました。

「ハエ」より大きく、羽音が大きい。

「ハチ」全般より動きが早い。

あまり出会う確率は高くないけれど、海辺で出会う確率が高い。

森の中で車を停車していると出会う確率が高い。(車の熱と排気に反応して寄ってくるようです)

そんな印象があります。

生き物全般に興味があり、ムシも嫌いではないのですが、刺したりかんだりするムシは苦手です。

だから「アブ」らしきものが周りをブンブン飛び始めたら、とにかく逃げるようにしてきたので、じっくり見たのは今回が初めてかもしれません。

ここ数日、夕方庭で作業しているとブンブンとしつこく周りを飛び回られます。虫よけスプレーが効いているのか、庭に出てすぐは寄ってきません。でも、30分くらい作業していると見つかる。見つかるととにかくしつこい。

これは果たして「アブ」なのか。

「アブ」だとしたら何アブなのだろうか。

手元の図鑑を見ると「シロフアブ」っぽい。

日本に生息する「アブ」は100種類ほどいるみたいですが、そのなかで吸血するのは10種類ほど。また、吸血するのは蚊と同様メスだそうです。

蚊と違うのは、簡単に目視できるほどの大きさなので、大きい分薄手の服の上からでも刺すことができる点でしょうね。

子どものころ、一度浜辺で刺されたことがありますが、その時はチクッとしただけで腫れることはありませんでした。

でも、刺されると腫れることもあるらしい。

動きが早い「アブ」

厚手の服を着たり、虫よけスプレーを常備する。エタノールとハッカ油を混ぜたものに精製水を加えて薄めたスプレーをこまめにつける。など対策するしかないようです。