いつかは迎える「老い」に備えて


老後の備えについては、漠然とした不安と「何とかなるのではないか」といういい加減な気持ちが私の中にありました。

自分の親を見ていても、とりあえず年金で何とか暮らしていけそうだし、小さな庭で菜園ができるような持ち家もあるし、いざとなったら子どもである私や兄弟が何とかできるはずだろうし、という「何とかなるでしょう」精神で過ごしていた。

でも、本当にそれでいいのだろうか。

いや、よくないのかもしれない。そう考えるきっかけになる本がこれです。

おススメ対象 中学生~大人

なんだかふざけた内容の本かと思われる題名ですが、実際はそうではありません。誰もが直面するだろう「老後の生活」とそこに待ち受けている様々な問題と困難が描かれています。

人生80年と言われてからもう何年が経ったのでしょう。

自分が一体何歳まで生きるのかは分かりませんが、80歳以上生きるとすれば、退職して働けなくなって、自分の時間が老後と呼ばれる間は20年~40年ほど続くのです。

ものすごく長い。

その間、どうやって生きていくのか、その目を背けたくなる現実がここにはいっぱい詰まっています。

結婚しているのかいないのか、子どもがいるのかいないのか、定職についていたのかいないのかで、取るべき対策は変わってきたとしても、長い老後を生き抜くための対策は誰もがやっておくべきだと思わされます。

年金もたいしてもらえない時代。

先も読めないこの頃。

世界を見渡せば食糧難や紛争や、なんだか雲行きが怪しい。

まずは、せめてお金だけでもなんとかしておかなければ。

体が動くうちは働けばいい。でも、体が思うように動かなくなってしまったら?

病気を患い、働くどころではなくなったら?

自分の老後と親の介護が重なってしまったら?

考え出したらきりがないくらい不安要素が満載です。

でも、不安だ不安だと言っているばかりではどうにもならない。とりあえず今やれることを。

ちょうど積み立てNISAの制度が来年から変わり、今年のうちに積み立てNISAを始めておくといいらしい。

働いているなら、iDeCoもやるとなおのこといい。

でも、今の生活も大切なので、老後の資金作りは収入の2割までにとどめて、できる範囲でやることも大切だそうです。

そんな風に私は、投資の勉強を始めました。自分の分ももちろんだけど、子どもたちの老後はもっと心配。

ジュニアNISAは今年まで開設できるということを知り、そちらも早速開設しました。難しかった。今もなんだかよく分からないところもあります。

NISA関連の書籍や動画はいっぱいあるので、これからも勉強続けていこう。