一万人の夢を分析した研究者が教える
松田英子 (ワニブックス|PLUS|新書)
眠ることに関しては、悩みがない人もいるでしょうが、何かしら問題を抱えている人が多い気がします。
私はこれまで眠れないことが滅多になく、睡眠に対する悩みはあまりありませんでした。これまでの悩みといえば、
「毎日5時に起きなければならないのがつらい」
「23時を過ぎたら起きていられない」
「5時間以下の睡眠だと翌日の顔が淀んだ色になる」
「寝る時間が少ないと運転中眠くなるのが心配」
「疲れてぐっすり寝すぎて翌日からだが痛い」
「歯ぎしりをしてしまう」(マウスピースをつけてます)
「口を開けて寝てしまう」(マウステープをつけてます)
くらいでした。(いや、結構ある)
でも、年齢を重ねるにつれ眠る力が少しずつ弱くなっているなぁと感じるようになってきたのです。
良い睡眠が取れない日々が重なると、やはり体調も良くない。
もともとアルコールも取らないし、夕飯も寝るまでに十分時間を空けられる時間に取る、毎日軽い運動をして適度に疲れてもいる。
これにプラスして気を付けるようになったことは
「寝る前にスマホを見ない」(でも、結構見ちゃう)
「本格的に寝る前にうたたねしない」(でも、結構うたたねしちゃう)
「ストレッチで体をほぐしてから寝る」(筋膜リリースもやる)
「眠れないと感じたら、5秒間全身に力を入れて脱力するを繰り返す」(これ、かなり効果がある)
です。
それでも、夢に関しては、正直あまり興味がありませんでした。
「どうせ、脳が勝手に今日あったことを整理しているのだから、自分にはどうすることもできない。」
そう思っていました。
でも、そうでもないそうです。
現実生活の中で起きているときの「私」と、睡眠中の「私」は連続しています。
『今すぐ眠りたくなる夢の話』
当たり前のことなのでしょうが、ものすごく納得しました。
昨夜見た夢によって自分の気の持ちようが左右されると考えると、夢をないがしろにはできない。
まずは、起きた時に覚えているはずの夢を思い出す習慣をつける。そこから始めてみたいと思います。